新居浜情報

マイントピア別子

愛媛県の東部新居浜市は、銅山開坑より栄えた工業の町。現在は、緑地公園や観光施設が整備され、自然豊かな渓谷美にも出会えます。松山自動車道・新居浜ICより車で15分、「道の駅・マイントピア別子」は、別子銅山開坑300年を記念して造られたテーマパークです。江戸時代の採鉱シーンが、人形模型で再現されている鉱山観光や、天然の別子鉱泉を利用したヘルシーランド別子の風呂が楽しめます。そのほか、お土産コーナー、レストランマイントピアも設置されており、気軽にお立ち寄りいただける道の駅です。


東洋のマチュピチュ東平

マイントピア別子東平(とうなる)ゾーンは、市内の中心部から車で約45分、標高約750mの山中の「東平」と呼ばれる地域にあります。
東平は、大正5年から昭和5年までの間、別子銅山の採鉱本部が置かれた所で、地中深くから掘り出された銅の鉱石を坑内電車で東平まで運搬し、そこで選鉱した後、貯鉱庫に貯め、索道を利用して、現在のマイントピア別子(端出場ゾーン)のある端出場へと輸送していた中継所となっていたところです。最盛期には、社員・家族を含めて約5,000人が周辺の社宅で共同生活する鉱山町でもあり、病院や小学校、郵便局、生協、プール、娯楽場、接待館などの施設も整備され、一時期の別子銅山の中心地として賑わっていました。
当時の施設の多くは取り壊され、植林によって自然に還っていますが、貯鉱庫、索道基地、変電所、第三通洞、保安本部などの鉱山関連施設の一部が風化の痕跡を残しつつ現存し、中でも重厚な花崗岩造りの索道基地跡の石積みは、東平の産業遺産観光の目玉となっています。


別子銅山記念館

愛別子銅山が283年に亘る歴史に幕を閉じたのは、昭和48年(1973年)で、この記念館はその波瀾に満ちた銅山経営の史料を保存展示するために、昭和50年(1975年)に開館しました。
元禄4年(1691年)の開坑から閉山まで、一貫して住友が経営した、日本はもとより世界でも例のない銅山であるため、普通なら散逸していてもおかしくない数々の貴重な史料を見ることが出来ます。
また屋外には、1892(明治25)年にドイツから輸入され鉱石運搬などに活躍した蒸気機関車なども展示されています。建物は地中に埋められたかたちで建っており、屋根全面がサツキで覆われていますので、花が満開になる5月には、そのすべてが真っ赤に燃え上がり、今や新居浜のサツキの名所として市民に親しまれています。


広瀬歴史記念館

末・明治の動乱期に、政府による接収や住友の経営難による売却から別子銅山をまもり、その開発の近代化を推進した広瀬宰平。彼はまた、わが国の産業の育成にも力を注ぎ国家の発展に貢献しました。
この記念館は、宰平の足跡を通して新居浜の生い立ちと日本の近代産業の歩みをたどる施設です。
旧広瀬邸は明治10年、新座敷と庭園は明治22年に建築・造園され、母屋二階の望煙楼と名付けられた部屋からは新居浜市を一望することができます。邸宅は伝統的な日本建築様式を持ちながらも開国により西洋から輸入されたマントルピース、洋式便器、板ガラス、避雷針といった新しい文化が取り入れられており、その二つが見事に調和しています。


愛媛県総合科学博物館

世界最大級の直径30mのドームスクリーンを持つプラネタリウムがある総合科学博物館。大迫力のCG映像をドーム全体に投影し、リアルな景色と美しい星空を表現しているため、まるで宇宙空間に飛び出したかのような気分になります。館内は、自然や科学技術、産業の分野ごとに実物模型や実物標本などを展示しており、大人も子供も楽しんで学習できます。また科学技術館では、人間万華鏡や竜巻に触れることができる装置など参加型の体験コーナーが充実しており、科学技術に対する理解を深めることができます。
4階の自然館の地球ゾーンには、実物大の恐竜模型が展示されており、その迫力に圧倒されます。自然館は地球と宇宙、愛媛のゾーンで構成され、実物標本やジオラマを使って分かりやすく展示しています。


西赤石山

新居浜市街地の南方に、東西に緩やかな稜線を引いた三角形の頂上を持つ山が西赤石山です。西赤石山の南西側の鞍部は銅山越 (1294m) と呼ばれ、かつて銅の製錬による煤煙や伐採により禿山となっていましたが、温暖地域にあって標高が比較的低いにもかかわらず、現在ではツガザクラやアカモノなど高山植物の宝庫となっています。これらの高山植物はこの地域が日本における南限となります。江戸時代は現在の鹿森ダム付近の遠登志(おとし)から銅山越までの中持道を、男子は12貫(45キログラム)、女子は8貫(30キログラム)の荒銅を担ぎ降ろし、生活物資を担いで登ったといわれています。
西赤石山の山腹は遠方から眺める山容とは打って代わり急斜面で、5月下旬頃からアケボノツツジが花を咲かせます。山頂には二等三角点、「銅山」が設置され1625.68mとなっています。

登山ルート

新居浜市、鹿森ダムの遠登志登山口から東平(とうなる)を経て銅山越1294mに至る。
または旧別子山村の旧別子登山口から別子銅山遺跡を探訪しながら銅山越に至る。銅山越から稜線沿いに東側へ縦走して山頂に至る。


新居浜太鼓祭り

新居浜市を代表する秋祭りで「男祭り」の異名を持ち、絢爛豪華な太鼓台と呼ばれる山車が見どころとなっています。
高さ約5.5m、長さ約12~13m、重さ約3tという大型の太鼓台が約150人余りの男衆で差し上げられ、52台が9地区に分かれ「かきくらべ」を行います。
毎年約10万人の観衆が訪れる、四国三大祭りの一つです。


新居浜温泉パナス

様々な成分が含まれた泉質の湯が、地下1000mから湧いている天然温泉。成分が豊富で効能も多岐に渡る良質な温泉はもちろん、南国バリ島のイメージで造られた館内は、心も身体も癒してくれる絶好のリラクゼーションスポットとなっています。大浴場の他にも、全室露天風呂付きの家族風呂やマッサージルーム、レストランコーナーなどがあり、まるでリゾートのような非日常的な癒しの空間で、時間を気にせず心を養う一日を過ごせます。
バリ情緒が溢れる広々とした大浴場には、シェイプアップバスや信楽風呂など様々な風呂が充実しています。
当ホテルより約10分。

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